【独自】50人に1人、小児「弱視」発見にマニュアル…見逃す事例多発で

 子どもの50人に1人はいるとされる「弱視」について、原因となる目の異常が3歳児健康診査で見逃されるケースが多いとして、日本眼科医会(東京都)は、より効果的な検査方法をまとめた「視覚検査マニュアル」を策定した。自治体などに配り、検査を普及させたい考えだ。

 眼科医会はマニュアルを今月15日に公表。弱視の原因となる遠視などを見つけるため、目のピントが合っているかを調べる「屈折検査」の導入を勧めている。7割の自治体は、検査機器が高額なことなどを理由に取り入れていない。子どもの目の異常は、自治体が行う3歳児健診の視覚検査で調べている。各家庭でC字形の「ランドルト環」などで調べ、問題が見つかれば医師らによる2次検査を行うのが一般的だ。しかし、保護者が見逃すケースが多いという。屈折検査を巡っては、富山市が3歳児健診で導入したところ、「弱視などで要治療」と診断できた事例が、導入前に比べて大幅に増えた。

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