違法行為か、市の下水処理施設に石油類が流入…2年前から

 佐賀県唐津市は、市の下水処理施設「相賀(おうか)浄水センター」に2年前から石油類が流れ込んでいることを明らかにした。原因は不明だが、今年の春以降、月に1、2回の頻度で発生しており、違法行為が行われている可能性があるとして、今月から注意を呼びかけている。

 市下水道施設課によると、下水道に石油類を流し込むことは廃棄物処理法違反(不法投棄)に当たる。2019年春頃に施設の運営を委託している業者から「石油のような臭いがする」と報告があり、翌20年の同時期にも確認された。今年3月ごろからは月1、2回に頻度が上がり、最近では8月末に確認されたという。

 同センターには、周辺の相賀地区の住宅約290世帯と周辺の店舗などの事業所の下水が集まる。発生源の特定を進めているが、現状では分かっておらず、今後、確認されれば唐津署とともに調査する。

 センターでは下水を微生物で処理して海に流している。石油類を処理する能力は十分ではないため、海に流出する可能性もあるという。同課は「石油類が下水に流れ込むと爆発や火災の原因にもなりかねない。処理はガソリンスタンドに相談してほしい」としている

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