小学生の兄弟とみられる2遺体、放火の疑いで捜査本部…出火後不明の伯父の行方捜す

小学生の兄弟とみられる2遺体、放火の疑いで捜査本部…出火後不明の伯父の行方捜す

全焼した民家(20日午前10時3分、兵庫県稲美町で、読売ヘリから)

 兵庫県稲美町の住宅が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった火災で、県警は21日、現場の状況から放火の疑いが強まったとして、現住建造物等放火容疑で加古川署に捜査本部を設置した。県警は、2人の遺体は、身体的な特徴から、この家に住んでいて連絡が取れなくなっている小学生の兄弟2人とみており、出火後に所在が不明になっている同居の50歳代の伯父の行方を捜している。

 火災は19日午後11時50分頃に発生。木造2階建て約220平方メートルを全焼し、約4時間40分後に消し止められた。家には小学校高学年と低学年の兄弟と両親、母親の兄の計5人が暮らしていた。当時、母親は仕事で外出し、父親は母親を車で迎えに行って不在で、家には兄弟と伯父の3人がいたとみられる。

 捜査関係者によると、父親が家を出た約15分後には家から炎が上がる様子を近くの住民が目撃していた。県警は、火の回りが早く、人為的に火が付けられた可能性が高いと判断した。

 火災で2階部分は焼け落ち、2人の遺体は1階部分で見つかった。兄弟は2階、伯父は1階で寝ていたとみられる。捜査関係者などによると、伯父は数年前にこの家で暮らすようになったが外出する姿はほとんど見られず、家族との接触も少なかったという。

 県警や加古川市消防本部は21日、現場検証を行い、伯父の安否確認を進めていた。

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