集合住宅の自室に放火、妻は死亡…逮捕の90歳男「殺すつもりはなかった」

集合住宅の自室に放火、妻は死亡…逮捕の90歳男「殺すつもりはなかった」

大阪府警察本部

 集合住宅の自室に放火して妻を殺害したとして、大阪府警北堺署は24日、堺市北区新金岡町、無職岡本達男容疑者(90)を殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕した。岡本容疑者は「ライターで火を付けた」と供述する一方で、殺人容疑については「殺すつもりはなかった」と否認しているという。

 発表によると、岡本容疑者は23日午後9時5分頃、集合住宅(5階建て)の4階にある自室に火を放って、約25平方メートルを焼き、妻の玲子さん(85)を焼死させた疑い。

 岡本容疑者は、玲子さんと2人暮らし。23日午後9時10分頃、通行人の女性が「4階から煙が出ている」と110番した。玲子さんはその場で死亡が確認された。岡本容疑者は一酸化炭素中毒の疑いで病院に搬送され、治療を受けていたが、当初から放火への関与を認めていたという。

 玲子さんが生活していた部屋が最も激しく燃えていた。室内からは複数のライターが見つかっており、同署は、経緯や動機について調べる。

 現場は、JR堺市駅の東約1・5キロの集合住宅が立ち並ぶ住宅街。近所の住民によると、玲子さんは数年前から外出する姿を見かけなくなり、自室に引きこもりがちだった。

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