頭蓋骨から復元「青谷弥生人」が東京で接客、最近始めたツイッターで「楽しみだなー」

頭蓋骨から復元「青谷弥生人」が東京で接客、最近始めたツイッターで「楽しみだなー」

上京を楽しみにする青谷弥生人のツイッター

 国史跡「青谷上寺地(かみじち)遺跡」(鳥取市青谷町)で見つかった約1800年前の男性の頭蓋骨から顔を復元した「青谷弥生人」が、26日に「上京」する。復元した鳥取県が、東京都港区の県のアンテナショップに28日まで設置。遺跡で栽培した古代米などの土産も持参して、そっくりさん募集のため全国に向けて顔を売る。最近ツイッターも始めた青谷弥生人。東京進出に「楽しみだなー」と興奮を抑えられない様子だ。(安恒勇気)

 県は弥生人のDNAのゲノム(全遺伝情報)解析を基に、国立科学博物館(東京)の監修で頭蓋骨の形状に合わせて顔を復元した胸像を制作した。10月30日にお披露目すると「芸能人に似ている」「現代にもいそうな感じ」などとネットを中心に話題となった。

 胸像を鳥取市青谷町の市あおや郷土館などで公開したところ、来館者がひっきりなしだった。そこで県は「人気に乗じて全国に知ってもらおう」と、JR新橋駅近くの県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」での展示を決めた。

 常駐する県職員が復元の方法や遺跡で骨が見つかった経緯などの質問に答える。弥生人と記念撮影した写真を載せてツイートした人には、「弥生(やよい)」にちなんで先着841人に、古代米や青谷弥生人の顔をあしらったマグネットを贈る。26日午後3時には「上京祝い」としてカニ汁を振る舞う。

 青谷弥生人の公式ツイッターも開設されており、上京が決まると「いきなりの都会、ドキドキしちゃうな〜」と、さっそくつぶやいた。平井知事は25日の記者会見で「彼も最近はツイートを覚えた。フォローしていただければありがたい」とPRした。

 県が今月2日に始めた「そっくりさん」の募集(12月19日まで)には続々と応募があり、24日夕までで142人が集まった。9割の127人は県外からという。県とっとり弥生の王国推進課の担当者は「全国で話題になるなんて予想もしていなかった。ここまで来たら、日本中の人に青谷弥生人のことを知ってもらいたい」と意気込んでいる。

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