災害レベルです…「神宿る島」宝の海、今や「ごみの海」に

災害レベルです…「神宿る島」宝の海、今や「ごみの海」に

沖ノ島の港(奥)付近にたまった漂着ごみ。波にもまれて削られた発泡スチロールや漁具などが積み重なる(21日)=足立浩史撮影

 福岡県宗像市の約60キロ沖に位置する世界遺産・沖ノ島に発泡スチロールやペットボトル、漁具などが押し寄せ、打ち上げられている。「神宿る島」として上陸が禁止され、交代で島を守る宗像大社の神職が回収して本土に持ち帰るが、手が届かない消波ブロックの間に漂着ごみはたまる一方だ。

 島一帯は対馬暖流の恵みを受け、豊かな漁場が広がる。そこに膨大なごみが流れ込み、漁業や生態系を脅かす。「宝の海は今や、ごみの海。災害レベルです」。九州大大学院工学研究院の清野聡子准教授(海岸生態工学)は警鐘を鳴らす。

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