他校の生徒と性交の教員、免職されない可能性もあった県でようやく指針改正

他校の生徒と性交の教員、免職されない可能性もあった県でようやく指針改正

長野県庁

 長野県教育委員会は13日、教員の懲戒処分について定めた指針を改正し、児童生徒へのわいせつ行為などに対する処分を厳格化することを決めた。教職員向けの研修動画も作成し、性暴力の根絶につなげる。

 同日の県教委定例会で決定した。現行の指針では、所属校外の児童生徒へのわいせつ行為について「公務外非行」として、被害者の年齢に対する規定がないまま「免職、停職または減給」としていた。

 今回の改正では18歳未満に対するわいせつを含めた「児童生徒性暴力等」として一元化し、性交や強制わいせつ、児童ポルノ所持では「免職」とするなど具体的な行為ごとに処分内容も明記する。周知期間を経て来年1月1日から適用する。

 県教委は、2019年に県立高校の教諭だった男性が女子生徒にわいせつ行為をしながら、懲戒処分されず翌年3月に定年退職した問題を受け、指針の改正に向けた検討を進めていた。

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