真田幸村の「重い槍」動画作成、県担当者「何とか交通安全の意識高めたい」

真田幸村の「重い槍」動画作成、県担当者「何とか交通安全の意識高めたい」

真田幸村が横断歩行者の「思いやり」マナーに目を光らせる場面

 秋の全国交通安全運動(21〜30日)に合わせ、大分県が「重(おも)い槍(やり)」で、歩行者や他の車両への「思いやり」を呼びかける啓発動画を作成した。「思いやり」と「重い槍」をかけただじゃれで、県の担当者は「興味を持ってもらうのが大事。何とか交通安全の意識を高めたい」と狙いを語る。(長谷部佳子)

 動画には、戦国武将・真田幸村が「重い槍」を持って登場。横断歩道上の歩行者が手を上げたり、運転手が手を差し出したりする「思いやり」を持った行動をするように促す場面をコミカルに描いた。

 幸村とゆかりのある長野県は、信号機のない横断歩道での車の一時停止率が、全国トップの85・2%(2021年)を誇る。30・1%にとどまる大分県に「思いやり」を根付かせるため、幸村が時空を超えてやってきたという設定だ。

 動画は1本15秒で、3種類ある。県ホームページで視聴でき、ユーチューブの広告でも配信している。大分市中心部の商店街の屋外モニターでも流している。

 21日に県庁で開かれた秋の交通安全運動の開始式では、県民への周知を狙ってサッカーJ2・大分トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」に「重い槍」が贈呈された。広瀬知事は「全国的にみると県の交通マナーは誇れるところまでいっていない。思いやりのある運転をお願いしたい」と呼びかけた。

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