松尾と羽生、竜王挑戦権かけ14日から三番勝負

 将棋界の最高棋戦・第30期竜王戦の挑戦者決定三番勝負があす14日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で始まる。

 決勝トーナメントを勝ち上がった松尾歩八段(37)と羽生善治三冠(46)が渡辺明竜王(33)への挑戦権を争う。

 松尾八段は、予選にあたるランキング戦1組決勝で、羽生三冠を破って優勝した実力者だ。「横歩取り松尾流」などの戦法も編み出している。三番勝負で勝てば、初のタイトル挑戦になる。

 一方の羽生三冠は、今年度からタイトル戦に昇格した叡王を除く「七大タイトル」のうち、6タイトルで「永世称号」を名乗る資格を保持する将棋界の第一人者。挑戦者になれば、これまで唯一獲得できていない「永世竜王」を目指して渡辺竜王と戦うことになる。