高浜町の元助役から小判や商品券、福井県職員ら計109人受領

高浜町の元助役から小判や商品券、福井県職員ら計109人受領

元助役 県職員ら109人に金品

高浜町の元助役から小判や商品券、福井県職員ら計109人受領

調査結果を受け、陳謝する福井県の近松茂弘総務部長(右)ら(21日午後、福井県庁で)

 関西電力の役員らが福井県高浜町の森山栄治・元助役(故人)から多額の金品を受領した問題で、福井県が設置した調査委員会は21日、退職者を含む県職員ら計109人が森山氏から金品などを受領していたとする調査結果を発表した。総額は約120万円で、現金10万円と小判(10万円相当)を受け取った現職職員もいた。元知事らすでに辞めている特別職の一部は中元や歳暮をやり取りしていたという。

 調査報告書によると、OBと現職の377人を対象に面接や書面で調査を実施。回答があった313人のうち、現職12人とOB97人の計109人が金品などを受領したと回答した。

 就任祝いや餞別(せんべつ)として、現金10万円と小判(10万円相当)を受け取った課長級職員が1人、現金と商品券で計20万円を受領したのが1人、10万円(商品券含む)3人、6万円以下(同)は10人だった。

 中元や歳暮を受け取ったのは69人、土産28人などだった。見返りとして森山氏側への便宜供与は確認されなかったとしている。

 関電役員らの金品受領問題を受け、県が10月15日、弁護士でつくる調査委員会を設置し、森山氏からの金品授受の有無などを調べていた。