「立てこもりたい」運送会社に刃物男…警察の説得続く

「立てこもりたい」運送会社に刃物男…警察の説得続く

島根で刃物男が立てこもり

「立てこもりたい」運送会社に刃物男…警察の説得続く

男が立てこもった運送会社(14日夜、島根県出雲市で)=金沢修撮影

 14日午後2時20分頃、島根県出雲市神西沖(じんざいおき)町の運送会社「上田コールド」の本社に刃物を持った男が侵入し、40歳代の女性従業員1人を人質に取って立てこもった。別の従業員からの110番を受け、県警出雲署員が本社内に入って、15日午前0時半現在、男の説得を続けている。従業員のけがの情報はないという。

 同署などによると、男は20歳代とみられ、本社にいた従業員に「立てこもりたい。外に出ろ」と指示。女性以外の従業員数人は社外に出し、「社長に会わせろ」などと話している。同社の従業員や取引先ではなく、人質との面識もないとみられる。金品の要求もしていないという。

 女性は本社2階の会議室に1人でおり、トイレや食事ができる環境にあるという。男は部屋の前の廊下付近で、刃物を持って、複数の署員との会話に応じている。

 事件発生後、外出先から本社に戻ってきた40歳代の男性従業員は「立てこもりと聞いて驚いた。人質になっている女性が心配だ」と話していた。

 ホームページなどによると、同社は1973年の創業で、主に生鮮品の冷凍・冷蔵輸送を手がけている。出雲市や鳥取市に物流センターを構えているほか、神戸市に関連会社があるという。民間調査会社によると、従業員は約170人。

関連記事(外部サイト)