阪神大震災から17日で25年、教訓の継承が課題に

阪神大震災から17日で25年、教訓の継承が課題に

阪神大震災の犠牲者数と同じ6434本のろうそくをともし黙とうする人たち。左は困っている人に手をさしのべる様子を、右はろうそくに火を移す場面を表現し、震災の記憶を次世代に伝えていくことの大切さを訴えている(16日午後5時46分、兵庫県伊丹市の昆陽池公園で)=前田尚紀撮影

 6434人が犠牲になった阪神大震災から17日で25年となる。神戸市などでは発生時刻の午前5時46分に合わせ、追悼行事が営まれる。被災地の復興はほぼ終わったが、住民らの世代交代が進み、震災の教訓の継承が課題となっている。

 観測史上初めて震度7を記録した阪神大震災では、住宅約25万棟が全半壊するなどし、避難者はピーク時31万人を超えた。復興住宅の高齢化率は5割超で見守り活動が必要となっている。

 復興の街づくり事業は2011年にほぼ完了。被災者支援のための財源となってきた復興基金は20年度で全事業を打ち切り、解散する予定だ。

 兵庫県伊丹市の昆陽池(こやいけ)公園では16日夜、犠牲者の数と同じ6434本のろうそくをともす「追悼のつどい」が開かれ、参加者約450人が黙とうをささげた。

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