「首里城の大切さ認識」再建に向けボランティア始動

「首里城の大切さ認識」再建に向けボランティア始動

金属製のへらを使って赤瓦のしっくいをはがすボランティア(23日午前9時57分、那覇市で)=矢野恵祐撮影

 昨年10月の火災で焼失した首里城(那覇市)で23日、焼損した赤瓦のしっくいをはがす作業がボランティアの手で始まった。当初は今月1日からの予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されていた。作業は4月26日まで続けられ、きれいになった赤瓦は再建時に活用する。

 23日は午前と午後にそれぞれ約50人が参加。焼失した北殿や南殿に残っていた比較的損傷が少ない赤瓦に付着したしっくいを、へらやブラシで丁寧に除去した。作業後の赤瓦は全焼した正殿などの復元に利用される。

 沖縄県などによると、ボランティアには今月だけで県内外から約900人の申し込みがあったという。初日に参加した那覇市の主婦(61)は「火災で改めて首里城の大切さが認識された。多くの県民の思いが反映された形で復元してほしい」と話した。

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