給食「向かい合わせ」禁止、授業は声量を抑えて…北海道教委が指針

給食「向かい合わせ」禁止、授業は声量を抑えて…北海道教委が指針

(写真:読売新聞)

 北海道教育委員会の佐藤嘉大教育長は26日、全市町村教委の教育長と臨時の会議を開き、公立小中高校を新学期から再開させることで合意したと発表した。再開に向け、「授業」や「給食」など7分野についての感染症対策の案を示し、27日に「学校再開に当たっての留意事項」として、全市町村教委に正式に通知する。

 会議後、報道陣の取材に応じた佐藤教育長によると、「授業」や「給食」の分野の対策としては、飛沫(ひまつ)による感染防止として、児童生徒が向かい合わせにならないよう席を配置することを挙げた。家庭科の調理実習や理科の実験、体育の一部など、接触する場面が増える授業は2学期以降に見送ったり、短時間で行ったりするなどの工夫を求めた。

 「行事」では、入学式について言及し、中学校や高校は、在校生や保護者を参加させず、新入生同士の距離を空けるなどの対策を取ることを盛り込んだ。小学校については、新入生の年齢などを考慮して保護者の出席を認めるが、大規模な学校ではクラス別に行うなど密集しない工夫が必要とした。

 会議では、市町村教委から部活動の柔道やラグビーなど接触の多い競技への対応についての質問があった。これについて、道教委は今後、競技団体の助言を受けながら、接触の少ない練習方法などを各学校に提案するという。

 休校の影響で授業に遅れが出た学校については、復習などの形で新学年の授業に盛り込むことを提案した。4月から中学や高校に進学する児童生徒の授業の遅れについては、進学先に同様の工夫を求めるという。

 佐藤教育長は「感染症対策をしっかりやれば通常の授業ができるということを示したい。学校が安全だと思ってもらえるようにしていきたい」と話した。

 道教委によると、小中学校は4月6日以降、高校は8日以降に再開される。

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