九州北部で局地的に猛烈な雨…長崎・佐賀で一時25万人に避難指示・勧告

九州北部で局地的に猛烈な雨…長崎・佐賀で一時25万人に避難指示・勧告

九州北部で猛雨 避難指示も

九州北部で局地的に猛烈な雨…長崎・佐賀で一時25万人に避難指示・勧告

大雨で冠水した道路(25日午前10時38分、長崎県佐世保市で)=毛利雅史撮影

 活発な梅雨前線の影響で、九州北部は25日午前、局地的に猛烈な雨が降り、気象庁は長崎県内に記録的短時間大雨情報を3回発表した。長崎、佐賀両県では一時、計約25万人に避難指示・勧告が出たが、両県で人的被害の情報はない。26日にかけて断続的に非常に激しい雨が降る恐れがあり、同庁などは長崎県に土砂災害警戒情報を出し、厳重な警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、長崎県佐世保市では25日午前6時50分までの3時間雨量が観測史上最大の181・5ミリを観測。午前7時頃までの1時間雨量は、佐世保市81・5ミリ、同県五島市75・5ミリ、佐賀県伊万里市48・5ミリとなった。福岡市でも20ミリを記録した。佐世保市では、寺の石垣が崩れるなどの被害が出た。

 読売新聞のまとめでは、佐世保市が9万4592世帯21万8938人に避難指示を出したほか、長崎、佐賀両県の5市町で、計1万2251世帯2万8595人に避難勧告が出た。佐賀県内の避難勧告はその後、解除された。両県内では午後1時現在、計20人が避難している。

 佐賀県多久市の学校体育館に設置された避難所では、市職員が新型コロナウイルスの感染防止のため体温計や消毒液などを準備。避難した近くの女性は「昨年8月の大雨では自宅に取り残されたので、早めに避難した。早く雨がやんでほしい」と不安げに話した。

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