福島第一原発、高さ最大16mの防潮堤を2か所新設…東京電力

 東京電力は14日、福島第一原子力発電所に高さ最大約16メートルの防潮堤を、2か所新設すると公表した。日本海溝沿いで巨大地震が起きた場合、津波の想定が建設中の防潮堤を上回ると推計された。2023年度末までに建設する。

 同原発建屋には高濃度汚染水があり、津波の引き波による海洋流出が懸念される。国の検討会が4月、津波の想定を公表し、東電は対応を検討していた。

 東電の試算によると、同原発の東側で津波高が最大14・1メートルになる。このため、今月末に完成予定だった防潮堤(海抜約11メートル、延長約600メートル)の海側に、海抜最大約15メートルの防潮堤を同じ長さで設置する。南東側では、最大津波高が推計15・3メートルで、仮設防潮堤(海抜最大約12・8メートル、延長約400メートル)を超えるため、同じ長さで海抜最大約16メートルの防潮堤を設置する。詳細な設置地点は未定だ。

関連記事(外部サイト)