「不審に思われない」とスーツ姿で空き巣、呼び鈴で住人出てきたら…セールス装う

 茨城県警土浦署と県警捜査3課の合同捜査班は15日、茨城、栃木、千葉、埼玉の4県で空き巣などを繰り返したとして、住所不定の男(48)を窃盗などの疑いで逮捕・送検したと発表した。男は盗みに入る時、スーツを着ており、「セールスマンを装うことで、敷地に入っても周囲から不審に思われないようにした」などと供述しているという。

 同課によると、男は昨年11月、龍ヶ崎市内の住宅に侵入し、現金を盗んだ疑い。起訴された5事件だけで、被害は764万円相当。同課は、男が2014年2月〜19年11月頃、4県で計108件の空き巣などを繰り返したとみている。被害は計1925万円相当に上るという。

 男は留守宅を狙って盗みを繰り返していたが、呼び鈴で住人が在宅しているかどうかを確認。住人が出てきた時は、自動車修理のセールスなどを装っていたという。

 窓枠を揺すってクレセント錠を開けたり、窓ガラスを割ったりして、室内に侵入する手口が目立ち、同課は窓ガラスに防犯フィルムを貼って割れにくくすることや、補助錠を取り付けることを呼びかけている。無施錠の民家でも被害があり、施錠の徹底も促している。

 男は「生活費やパチンコ代に充てた」と容疑を認めている。盗んだ金で運転免許を取得し、中古車も購入していたという。

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