大学中退率横ばい、コロナ影響みられず…授業料の猶予は増える

 国公私立大学などの学生の今年4〜8月の中退率が0・38%だったことが、文部科学省の調査でわかった。昨年の同時期と比べて0・1ポイント減とほぼ横ばいで、新型コロナウイルスによる悪影響はみられなかった。

 全国の国公私立大など1053校を調べた。今年4〜8月の中退者数は1万1411人だった。中退の理由では「経済的困窮」が23・1%で最多だったが、昨年の同時期(22・1%)と比べても大きな変化はみられなかった。

 一方、今年度の前期授業料の納付を猶予された人は20万4685人で全学生に占める割合は6・76%だった。昨年度の13万9015人(4・52%)を大きく上回っており、コロナが影響したとみられる。

 萩生田文科相は16日の閣議後記者会見で「予断を許さない状況が続くと思われるので、引き続き注視したい」と述べた。

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