市役所に私物サウナの市長、タクシー代16万円返還は公表せず「質問出ず必要ないかと」

 大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)が、市から支給されているタクシーチケットを市外の自宅に帰るために使用し、タクシー代約16万3000円を市に返還していたことがわかった。冨田市長は市役所内に設置した家庭用サウナの電気代690円を市に返還したことを17日に公表したが、タクシーチケットの使用については説明していなかった。

 市によると、冨田市長は今年8〜10月、公務に使うため市から支給されたタクシーチケットを、家族が住む同府東大阪市内の自宅と往復した際のタクシー代として、計15回、約16万3000円分使用した。

 冨田市長は通常、池田市内の住居から公用車で市役所に通っており、週末に家族に会うためタクシーを使っていたという。タクシー代はサウナの電気代を返還したのと同じ13日に市の一般会計に納付していたが、公表していなかった。

 冨田市長は取材に対し、「市民の理解を得られないと判断し、返還した。(サウナ設置が発覚した)10月の記者会見でタクシー使用について質問が出ず、公表は必要ないと思っていた」と話した。

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