「コボちゃん」スクラップ、親子で38年…現在46冊目「もう一度読み返し今後の生きがいに」

「コボちゃん」スクラップ、親子で38年…現在46冊目「もう一度読み返し今後の生きがいに」

四コマ漫画「コボちゃん」の切り抜きを続ける柴田和子さん(神奈川県愛川町で)

 読売新聞朝刊で連載中の植田まさしさん(73)の四コマ漫画「コボちゃん」が7日、一般全国紙で最多となる1万3750回の金字塔を打ち立てた。親子2代で約38年間作品のスクラップを続ける神奈川県愛川町中津、美容師柴田和子さん(73)は「植田さんとは同年齢。生きがいなので、ずっと元気に描き続けてほしい」とエールを送る。(中村良平)

 和子さんが「コボちゃん」と出合ったのは同町に転居してきた1983年6月。前年4月からスタートした連載に、当時小学5年生だった長男義明さん(49)が夢中になり、スクラップを始めた。義明さんの中学卒業後に引き継いだ和子さんも抜群のウィットとユーモアのとりこになり、それからは毎日欠かさず切り抜きを続けている。

 「ずっと5歳だったコボちゃんが大好き。妹のミホちゃんが生まれ、お兄ちゃんになってからも愛らしさは変わらない。朝から元気をもらい、一日が楽しくなる」と目を細める。他紙が勧誘に来た時には「お宅の新聞でコボちゃんを連載してくれたら、取ってもいいわ」と言うほどだ。

 5000回目を迎えた1996年5月2日には、読売新聞東京本社にお祝いの電話をかけ、対応した女性記者から「スクラップしている読者がいることを作者に伝えます。きっと喜ぶでしょう。これからも頑張ってください」と激励され、さらに好きになったという。

 コボちゃん以外の連載の切り抜きにも取り組み、最近では「戦後75年」や神奈川県版の「わがまち 空から」がお気に入りだ。

 スクラップ帳は現在46冊目。切り抜いて貼っていない作品があと7年分残っているといい、和子さんは「貼りながらもう一度読み返し、今後の生きがいにしたい」と笑顔で語った。

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