井山棋聖が先勝、河野九段に中押し勝ち…棋聖戦第1局

井山棋聖が先勝、河野九段に中押し勝ち…棋聖戦第1局

(写真:読売新聞)

 囲碁の第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖(31)と挑戦者・河野臨九段(40)の第1局が東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われ、14日午後7時57分、井山棋聖が244手までで白番中押し勝ちした。井山棋聖は棋聖戦最多の9連覇へ好スタートを切った。

 河野九段の得意な陣形に、井山棋聖が受けて立つ形で進んだ本局は、白68の封じ手以降、上辺で戦局が動いた。井山棋聖は白72と切った手から徐々に流れを引き寄せ、白88と左辺に打ち込んで黒の一団に厳しく迫った。リードを許した河野九段は辛抱強く打開策を探り、終盤、一気に決めにいった井山棋聖の隙を突いて際どい勝負に追い込んだが、わずかに井山棋聖が押し切った。

 第2局は22、23日に富山県高岡市の「勝興寺」で行われる。

 井山棋聖の話「2日目の左上の折衝で少し良くなったかと思った。(終盤、石を取りにいったが)誤算があり負けも覚悟した」

 河野九段の話「1日目は地で先行され、少し遅れたかもしれない。2局目はいい碁を打てるように頑張りたい」

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【2日目】1〜244手(完)白中押し勝ち

持ち時間各8時間 白・井山7・59分 黒・河野7・59分

68(61)、182(80)、185(179)、188(80)、191(179)、194(80)、197(179)、199(80)、219(117)

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