【民進党代表選】”二重国籍”騒動で揺れる蓮舫氏をムリヤリほめてみた

【民進党代表選】”二重国籍”騒動で揺れる蓮舫氏をムリヤリほめてみた

【民進党代表選】”二重国籍”騒動で揺れる蓮舫氏をムリヤリほめてみた

「一般論として申し上げれば、外国の国籍と日本の国籍を有する人は、22歳に達するまでにどちらかの国籍を選択する必要があり、選択しない場合は日本の国籍を失うことがあることは承知している」

 菅官房長官までがコメントするほど、炎上している民進党・蓮舫代表代行の<二重国籍>疑惑。そもそもは言論サイト『アゴラ』で、八幡和郎氏(注1)が指摘したことがキッカケだった。ただ中華民国籍を離脱したことを証明する書類を用意して、即座に否定すれば何の問題も無かったはず。ところが蓮舫氏は、

「(記者の質問に)何を言っているのか分からない」
「17歳の時に日本国籍を取得した。(略)生まれたときから日本人です」

 と、答えになってない支離滅裂な言いわけをするだけ。あげくは

「(中華民国籍を抜いたかどうか)確認に時間がかかっているため、改めて離脱の手続きを取る」

 では国会議員となり、大臣までも務めたころまでは二重国籍という違法状態のままだったのか? 疑惑は解消するどころか(注2)、蓮舫氏の責任問題にまで発展しそうだ。

 確かに、これまでも度々ワキの甘さを見せてきた蓮舫氏。水着で熱湯風呂に入ったりしたキャンギャル時代は別にいいとしても、国会議員になってからも国会内で禁止されているファッション誌の撮影をしたり、不法薬物で前科のある男との交遊を報じられたり。しかし、今回はその比ではない重大さだ。

■蓮舫のいいところを探そう

 とはいえ、「いずれ首相を目指したい」と立候補した民進党の代表選が迫るなかで、代表どころか議員辞職まで取り沙汰されているのだから、あまりに不憫。ゆえに何かいいところは無いのか、考えてみた。

ルーツ
蓮舫氏の本名は結婚後、村田蓮舫に。しかし日本の戸籍名は使わず、ずっと<蓮舫>で通してきた。また旧姓(注3)である謝蓮舫に対して、「愛着がある」と断言している。
──自らのルーツを大事にしている証左。夫と共に北京大学に留学し、2人の子供にも中華風の名前を付けていることも、その表れなのだろう。日本人には失われがちな部分だ。

手腕
蓮舫氏といえば<仕分け>。それ以外の仕事の印象が無いほど、「二位じゃいけないんですか?」は有名に。そして予算を削減された日本のスーパーコンピュータは、軍事転用目的が明白な中国に抜かれて二位になった。また日本政府が公式に「領土問題は存在しない」としてきた尖閣諸島に、領土問題があるとも発言(注4)。
──結果的に日本の国力を弱め、外患を誘う行為だったが、賛否両論を招いて彼女の認知度だけは上がった。日本人にはなかなか取れない手法だ。

人気
蓮舫氏は東京選出の参議院議員として、2010年には171万票という歴代最高の得票でトップ当選。今年の参院選でも「圧倒的な票数が安倍政権にプレッシャーを与える」と圧勝を宣言していた。が、結果は一位だったものの前回より59万票を減らし、二位との差もわずか。続く都知事選で応援に回った鳥越俊太郎氏は、お話にならない惨敗を喫した。
──民主党ブーム(注5)さなかの前回を、自らの実力と信じ込める胆力。敗北は他人のせいにできる厚顔。…これは、こういう日本人もいるが蓮舫氏の自信の揺るがなさは凄い。

 結論。蓮舫氏は、人柄や言動に筋が通った立派な愛国政治家である──中国の政界に居たならば。実際の国籍と愛する国が違うのであれば、好きな国に行ってしまわれた方がいいですよ。

(注1)八幡和郎氏…評論家、徳島文理大学大学院教授。終始先手を取って疑問を投げかけ、矛盾を付いていたのに、大手マスコミは氏の名前を全く報じなかった。
(注2)疑惑は解消しない…平成9年に雑誌CREAの取材に対して「私は台湾籍」と29歳時の蓮舫氏が明言している。
(注3)旧姓…謝蓮舫の次は、母方の姓・斉藤を名乗っていた時期も。
(注4)尖閣は領土問題発言…後に訂正した。
(注5)民主党ブーム…日本中がどうかしていた。

著者プロフィール

コンテンツプロデューサー

田中ねぃ

東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中?ダスティ”ねぃ

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