東京・大田区議が口座を不正譲渡 詐欺グループに悪用される

東京・大田区議が口座を不正譲渡 詐欺グループに悪用される

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 東京・大田区の区議会議員がキャッシュカードを不正に譲り渡したとして、警視庁から任意で事情聴取されていたことが分かりました。口座は詐欺グループに悪用されていたということです。

 大田区議会の荻野稔議員は日本維新の会所属で、2015年の選挙で大田区議に初当選していました。3日午後、会見した荻野区議は「私の口座が詐欺グループに使われ、深刻な被害が出た。被害者に対して深くおわび申し上げる」と謝罪しました。

 また、荻野区議は「インターネットで『街金』『融資』などで検索して見つけた金融業者のページ上から借金を申し込んだ」と釈明しました。そして、金融業者から「キャッシュカードを送ってもらえれば、口座に現金を振り込んでカードを返却する」と持ち掛けられ、その指示に従ってキャッシュカードを送りましたが、その後、金融業者と連絡が取れなくなったということです。荻野区議の口座にはその後、大阪府堺市の女性が還付金詐欺被害に遭って振り込んだ約200万円が入金され、すぐに引き出されるなど悪用されていたことが大阪府警の調べで発覚しました。

 大田区民からは「もしそれが本当ならば、軽率な行動。もう少しよく考えてほしい」「びっくりした。まさかそんなの信じられない。誠実だと思っていた」「そんな人には見えないが…」などといった声が聞かれました。

 荻野区議は事情聴取に対し、キャッシュカードの譲渡を認めています。警視庁は荻野区議が犯罪に関与している可能性もあるとして、犯罪収益移転防止法違反の疑いも視野に捜査しています。