小学5年生が挑戦!完成! 東京・武蔵村山市をラップでPR

 東京都内の区市合わせて49地域の「注目度ランキング」で最下位となってしまった武蔵村山市の街をPRしようと、地元の小学生たちが立ち上がりました。子どもたちは言葉を音楽に乗せて歌う「ラップ」を使って紹介しようと、半年間にわたって奮闘してきました。ついに完成した子どもたちの「ラップ作り」に密着取材しました。 地元・武蔵村山市の歌詞が武蔵村山市立第三小学校5年生の子どもたちは、この1年間をかけて武蔵村山市の魅力をもっと多くの人に知ってもらう方法を考えてきました。そのPR方法が「ラップ」です。子どもたちのラップとの出合いは2020年9月のことでした。日本のヒップホップ界で初のミリオンセラーを出したラッパー・GAKU-MCさんが新型コロナウイルスの影響でさまざまな行事が中止となった子どもたちを励まそうと、第三小学校の体育館でコンサートを開いたことがきっかけです。それ以来、子どもたちはラップのとりこになりました。 「市のPRもラップでやりたい」という意見が出て、このプロジェクトは始まりました。子どもたちはGAKUさんから「ラップの大切なことは、自分の言いたいことを大切な誰かに伝えること」というアドバイスを基に、生まれ育った街の魅力を改めて考えていきました。さらに「言葉だけでなく、映像でも伝えたい」と、プロモーションビデオを作る班も結成し、試行錯誤を繰り返しながら武蔵村山の自慢の広い公園や温泉施設での撮影も行いました。「夢は歌手になること」という秋山想磨君は、ラップを一から猛練習を重ね、メインボーカルを務めました。秋山君は堂々と歌って、みんなを引っ張りました。 5年生87人が一致団結して作った「PRラップ」は半年をかけて2021年3月、ついに完成しました。今年度は新型コロナウイルスの影響で、市内の小学校が合同で行う音楽会や1泊2日のキャンプなど、楽しみにしてきた行事が軒並み中止となり、子どもたちにとっては残念なことも多かったはずですが、地元にいながら大きな思い出を残すことができました。<武蔵村山ラップ、CDにもなった!> 今回のプロジェクトについて、子どもたちの保護者も「コロナで行事などが何もできない中だったので、いい成長の機会になったと思う」と喜んでいるということです。このラップとプロモーションビデオは全編がYouTubeに投稿されるほか、CDにもなりました。CDは江東区豊洲にあるCDショップ「HMV」で3月19日から無料で配布されることが決まりました。子どもたちは19日午後2時ごろに店を訪れて、CD200枚を置かせてもらうことにしています。