ワクチン接種、59歳以下は“若者から” 東京・新宿区長に聞く

 自治体で新型コロナウイルスワクチンの集団接種や個別接種が進む中、東京・新宿区の取り組みに注目が集まっています。吉住健一区長に話を聞きました。



 新宿区は6月7日に60歳から64歳の区民に接種券を発送し、さらに59歳以下の区民には17日に接種券を発送する予定です。民間のクリニックなどで行う個別接種も7日から始まっていて、場所を分散して区民へのワクチン接種が加速しています。こうした中、新宿区では59歳以下の集団接種の予約について、基礎疾患がある区民などに続いて20代から30代の若者に優先的に行うことにしました。

 接種スピードの加速を目指す新宿区の取り組みについて、吉住区長は「(新宿区は若者が)人口に占める割合が大きく、感染者に占める割合も大きい。感染をたどっていくと若い人からということもあったので、複数の医療機関の代表から『若者から優先接種する』方針を検討できないかという意見をもらっていた」と説明しました。

 7月7日から20代と30代の集団接種の予約を受け付け、その後40代から50代と20歳未満に広げていくということです。また、予約の空きがあれば次の日から接種ができます。かかりつけ医などを持たない若者への集団接種を優先させ、感染拡大を防止することにしています。吉住区長は「区内の状況を見た上で、なおかつ混雑しないために分散化を図っているのが実情。接種できる人はどんどん接種していき、社会全体の接種率を上げることによって集団免疫を獲得していく。(接種券を)なるべく早く配り、さまざまな機会を活用できるようにしたい」と話しています。

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