退院後初めて都庁に登庁 小池知事「どこかで倒れたとしても本望」

 東京都の小池知事が静養明け初めての会見を開きました。会見で小池知事は東京オリンピックについて「無観客も軸として考える必要があるのではないか」と述べました。また「東京にとって今ほど重要な時期はない。どこかで倒れたとしても本望」と覚悟を示しました。



 過度の疲労により、6月22日から静養を続けていた小池知事は6月30日に退院しました。しかしすぐに登庁はせず、7月1日のモニタリング会議も「リモート」での参加となりました。小池知事は当面テレワークで公務をこなす意向を示していて、2日に予定されていた定例会見も中止が決まっていました。しかし小池知事の意向で、一転して2日の会見を開くことになりました。

 会見で小池知事は冒頭「コロナ禍で対策の真っただ中、そして東京大会が間近に迫っている中で体調を崩し、大切な期間での体調不良ということで多くの人にご心配・ご迷惑を掛けたこと心からおわび申し上げる」と述べました。その上で「東京都にとって今ほど重要な時期はない。都庁の職員と総力を挙げ、山積する課題に全力で取り組んでいく」と決意を語りました。また、自身の体調については「どこかでバタっと倒れているかもしれないが、それも本望だと思ってやり抜きたい」と述べ、山積する東京の課題について「やり抜きたい」と覚悟を示しました。

 東京オリンピックの観客数の問題については「(新型コロナウイルスの)感染状況や医療状況に急激な変化がある場合は5者協議をして、状況に応じて無観客も含め、検討する必要がある。これからも感染状況を注視しながら、どのような形がよいのか、無観客も軸として考えていく必要がある」と発言しました。また、投開票が迫る都議会議員選挙について問われると「改革を進めるとともに、伝統を守る皆さんと東京を高めることが重要」と述べました。

 東京で7月2日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は660人で、13日連続で前週の同じ曜日を上回りました。年代別では20代が最多の221人、次いで30代が113人で、80代と90代の男性合わせて2人の死亡も確認されました。また、直近7日間を平均した1日当たりの感染者数は537.1人で、前週と比べて18%増えています。

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