長雨で…関東でも災害への警戒高まる 便利なサイトまとめ

 停滞前線のため同じ地域で雨が降り続き、長崎や広島、富山などで観測史上1位の雨量となるなど、全国各地で深刻な被害が出ています。今後の気象状況によっては関東地方でも災害への警戒が必要となるほか、秋にかけては台風シーズンを迎えます。今回はTOKYO MXの放送エリア、東京都内に住む人たちに知っておいてもらいたい「災害への備え」をまとめました。



 まず、長雨でリスクが高まるのが土砂災害です。土砂災害から身を守るために活用したいWebサイトを2つ紹介します。1つは、気象庁の「土砂キキクル」です。日本全国を1キロ四方にまで拡大して確認できるので、現在おかれている状況を詳しく知ることができます。情報は10分ごとに更新されます。

 また、都民に覚えておいてほしいもう1つのサイトが、東京都の「土砂災害警戒区域」マップです。警戒区域と特別警戒区域が色分けで示されています。都内には警戒区域が23区と多摩・島しょ部を合わせて1万5478カ所あります。警戒区域は多摩地域が多いものの、23区にも1012カ所あります。実際に10年間で82件もの土砂災害が発生しています。

 東京都の発表している「警戒地域」と気象庁・キキクルの「危険度分布」が重なった時は特に危険です。いつ土砂災害が起きてもおかしくないので、すぐに避難の準備をしてください。

 一方、住んでいる地域の危険度を確認する「ハザードマップ」も進化しています。東京都内の荒川下流域の一部地域で、ハザードマップが「3D化」されました。荒川下流河川事務所のWebサイトで公開されている画像では、好きなように角度を変えたり場所を変えたりできます。3D化したことによって、平面のハザードマップよりも災害のイメージが視覚的に伝わりやすく、いざという時に逃げ込める安全な建物の確認も容易になる点がメリットとして挙げられます。

 災害時は区市町村が発令する防災情報の「警戒レベル4」までに必ず避難を終えてください。万が一、避難が終わっていなければ、直ちに命の助かる確率が高い行動を取ってください。災害はいつ発生するか分かりません。日頃からの備えと確認が重要です。

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