新宿区と文京区のガス停止 約1200人態勢で復旧作業続く

 東京・新宿区と文京区の一部地域で8月21日夕方から都市ガスの供給が止まっています。発生から6日たった今も、まだ再開していない地域があります。



 新宿区と文京区の一部地域では一時、最大6562戸でガスの供給が停止しました。東京ガスはガスが止まってしまった6517戸(26日午後3時現在)を訪問し、復旧作業を進めています。6日がたってもまだガスの供給が再開していない住宅の人は「一番苦労しているのはお風呂。(無料開放している)お風呂屋さんに行って帰ってくるまでに汗をかいちゃって大変。しょうがない、待つしかない」と話していました。

 一方、ようやくガスが復旧した地域の人たちはほっと胸をなで下ろしています。文京区の地蔵通り商店街にある創業62年のパン屋さん「サンエトワール」では、ガスフライヤーで揚げて作るドーナツなど全ての商品の販売ができるようになりました。サンエトワールの野村幸枝さんは「ライフラインの1つが駄目になると大変だとよく分かった。ガスが復旧してよかった」と語りました。

 商店街の理事も務めている野村さんは、ガスの復旧が進む一方で新たな課題が出てきていると指摘します。野村さんは「仕込みをしていたのにガスが出なくて営業できず、損失のある店もあるだろう。休業せざるを得なかったお店から営業補償の段取りを取って、できるだけ皆さんに補償してもらえるよう、話を進めていきたい」と話しています。

 東京ガスによりますと、ガスが止まっていた6562戸のうち、98%に当たる6449戸では26日深夜までに復旧する見通しです。一方で、残り113戸の復旧は27日以降になるということです。

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