東京都のワクチン接種に空きも 『はとバス』は制限緩和を見据えたツアーを企画

 東京都は9月13日から緊急事態宣言の延長期間に入りました。各所で影響が出る中、宣言が解除された後の制限緩和を見据える企業も出てきています。



<都内観光の"顔” 『はとバス』のツアー企画>

 現在、東京駅近くの『はとバス』乗り場は、大規模接種センター行きのシャトルバス乗り場となっています。はとバスでは、9月12日から宣言が解除されることを見据えて、関東近郊の観光地などに向かうツアーを計画していました。しかし、宣言の延長で県をまたぐツアーの開催を全て中止することを決定しました。広報室の本田寛奈さんは「中止になったコースでは、170名ほどご予約いただいていました。予約していただいたお客さまには申し訳ない思いと残念な気持ちです。これから行楽シーズンに向けてバスツアーができるかもしれないと思っていたので非常に残念です」と話します。一方で期待が高まるのは、宣言が解除された後の行動制限の緩和です。本田さんは「世間的に旅行に行っていい気持ちが高まってくると思うので、ニーズに対応できるように早めに準備して発表していこうという動きがある」と話します。はとバスでは早速、10月以降の関東近郊などへのツアーを計画しています。

<ワクチン接種 都庁展望台の予約に空きも>

 9月13日に都内で確認された新型コロナウイルスの感染者は611人で、22日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。また、重症者は225人と前日から5人減った一方で、30代女性を含む12人の男女が死亡したことが明らかになりました。

 感染者数の減少傾向が続く中、政府は日本の人口の半数を超える50.9%がワクチン2回の接種を完了したとする集計結果を発表しました。また、1回の接種は63%でアメリカに並んでいます。これを受け、小池知事は「(ワクチン接種を)より進めていきたいと思うし、都庁の接種会場も予約できるので、どんどん都のホームページやそれぞれ近くの自治体などよく調べてほしい」と、都が運営する施設での接種をさらに進める意欲を示しました。

 都が運営する、都庁展望台のワクチン接種センターの予約サイトでは、週末は半分ほど埋まっていますが、平日はほとんど空いている状態です。都の担当者は「国の大規模接種センターでも若者の予約が始まったことで、都の接種以外に予約が分散しているのではないか」と分析をしていて、「まだ空きがあるので接種していない人はぜひ申し込んでほしい」としています。

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