コロナ禍の交通手段に「バイク」人気 教習所に生徒が殺到、納車に影響

 新型コロナウイルスの影響でオートバイが今、注目されています。東京都内の教習所には二輪免許取得のため生徒が殺到し、講習でバイクに乗るのに1カ月かかる場合もあるということです。



 武蔵野市にある武蔵境自動車教習所では、2020年6月から今年にかけて二輪免許を取得する生徒が急増しています。玉川勝所長は「教習生の急増は数カ月で終わるかと思っていたが、今までずっと増加が続いている状態」と話し、新型コロナの影響で通勤通学の際、電車やバスなどでの密を避けるための移動手段としてバイクが見直されているのではないかとみています。生徒が急増したため、教習所では教習用のバイクを8台追加し、開始時刻も以前より1時間早めて朝8時から教習を行えるようにしています。それでも新規の教習生がバイクに乗車できるまで1カ月待ちの状況だということです。

 バイク免許を取得する人が増えるにつれ、バイクの販売台数にも影響が表れています。都内のバイク販売店ではコロナ前と比べて販売台数が3割ほど増加しています。週末には若い客やこれまであまり見掛けなかった夫婦で来店する人が増えています。ただ、コロナ禍で部品が不足して生産が間に合わない状態が続き、納車に影響を及ぼしているといいます。SCS上野店の佐藤勇店長は「注文してもなかなか入ってこないオートバイがほとんど。半年以上前に申し込んでもらっても、いまだにオートバイが用意できないお客がいる」と話しています。

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