「TOKYOワクション」が開始 特典を導入する飲食店も

 ワクチン接種記録を登録すると飲食店などで特典を受けられる「TOKYOワクション」のサービスが11月1日から始まりました。このサービスを導入した飲食店は「客が来ない流れを変えたい」と意気込んでいます。



 東京都内で11月3日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は25人で、18日連続で50人以下となりました。感染者の減少傾向が続く中、11月1日から登録の受け付けが始まったのが東京都独自のサービス「TOKYOワクション」です。無料通信アプリLINEで「TOKYOワクション」を友達登録し、本人確認書類と接種記録の画像をアップロードすることで、ワクチン接種を済ませたことを証明する画面をスマートフォンなどに表示できるようになります。この画面を協賛する飲食店などで表示すると、割引や飲食のサービスを受けることができます。

 葛飾区にある「お好み焼き もんじゃ『嵯峨野』」では、店で食事をした人が「TOKYOワクション」の接種証明の画面を見せると、特典としてドリンク1杯が無料となるサービスを始めました。店は、コロナ禍で遠のいた客足を戻す起死回生のチャンスとしてサービスを始めたということです。店長の吉田正輝さんは「飲食店に人がなかなか来ない流れを少しでも変えようという思いでサービスの参加を決めた」と話します。訪れた客からは「簡単に割引サービス受けられるので浸透していってほしいと思う」「接種券を持ち歩かなくてよいのがいい」という前向きな捉え方がある一方、店長の吉田さんは「まだサービスが店舗ごとに認知されていないのが根底にある。これ自体を知らない店舗や客がいるので、いろいろなところで取り上げてほしい」と話し、「TOKYOワクション」の認知度に課題があるのではと指摘します。

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