3回目の接種に向け… 自治体へのワクチン配分進む

 新型コロナワクチンの3回目接種に向けて、自治体では準備が進んでいます。その一方で、感染した人のうちおよそ半数が後遺症に悩まされているという調査結果が出されました。



 東京・豊島区の池袋保健所には11月17日午前、3回目の接種分となるワクチンが届きました。届いたのは1箱に195本のワクチンが入った箱が3箱で、これは3510回分の量になるといいます。ワクチンは温度が確認された後、鍵のかかる冷凍庫に厳重に保管されました。

 豊島区では12月から3回目の接種を予定していて、2回目の接種から8カ月がたった医療従事者に対しては11月22日から接種券を送ることにしています。

<世田谷区が大規模なコロナ後遺症の調査 長期にわたる症状の実態判明>

 東京・世田谷区は、長期間にわたって苦しむ恐れがある新型コロナウイルスの「後遺症」に関するアンケート結果を発表しました。

 これは4月15日までに世田谷区内で感染したおよそ9000人全てを対象に行ったもので、3710人から回答がありました。その結果、感染した時には無症状だった人も含め、全体の半数近くに後遺症が見られ、無症状者の中でもおよそ3割に当たる4人に1人が後遺症を発症したということです。症状については「嗅覚障害」が最も多く、「全身の倦怠(けんたい)感」とともに半数を超え、「味覚障害」も半数近くとなりました。また、後遺症があったという人のうち、感染して療養が終了した後4カ月がたっても後遺症が見られたのは、男女とも20代と30代でおよそ3割、40代から70代では4割以上に上り、多くの人が長い期間にわたって後遺症に悩まされる実態が分かりました。

 世田谷区は今後、4月後半から9月に区内で感染したおよそ1万8700人を対象にした調査も行う方針です。

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