東京都独自の観光促進事業「もっと東京」再開へ ホテルは期待

 東京都は新型コロナに対する経済対策として、都独自の旅行への助成を再開すると発表しました。観光業界も注目しています。



 東京都の小池知事は11月26日の会見で、政府が進める経済対策について「GoToトラベルやGoToイートは経済を温かくする意味で大変力になると思う」と言及した上で、東京都としても「近隣自治体とは若干違うかもしれないが、東京として慎重にやりたい」と述べ、現在休止している独自の観光促進事業「もっと東京」を国の事業に合わせて再開する方針を示しました。内容は都民が都内を旅行する場合、1泊当たり5000円、日帰りの場合2500円を助成するものです。

 再開の発表に、都内のホテルも期待が高まっています。新宿からわずか30分でリゾート気分が満喫できるという立川市内にあるSORANO HOTEL(ソラノホテル)は、眼下に昭和記念公園の広大な敷地が広がり、今の時季は紅葉に色づく木々を楽しむことができます。東京都独自の観光促進事業が再開することについて、ホテルの池内志帆支配人は「都民のための割引でもっとお得に使ってもらえるということで、ホテル業界にとっては非常に喜ばしい」と話します。

 このホテルは2020年6月にオープンしましたが、コロナ禍の影響で当初予定していたよりも客足が伸び悩んでいました。今年はライフスタイルの変化に対し「24時間ステイ」などの新しい滞在プランも提供し、緊急事態宣言の解除後は徐々ににぎわいを取り戻しつつあるといいます。ホテルの池内支配人は「補助的な金額とはいえ、プラスアルファでその分、何か別なことにも使ってもらえると思うし、旅行の選択の幅も広がっていくのではないか。『都民割』に加えGoToトラベルも復活すれば、またにぎやかになってくるのではないかと期待している」と話しています。

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