はとバスガイドがひと足早い成人式 「今年こそバスに乗りたい」

 「成人の日」を前に、東京を中心に走る観光バス「はとバス」のバスガイドらが、ひと足早い成人式に臨みました。



 おなじみの黄色いバスの前に並ぶのは、あでやかな晴れ着を身にまとった「はとバス」入社2年目の社員たちです。はとバスでは例年、祝日である成人の日は仕事のため、成人式への出席ができない新成人の社員のために独自の成人式を行っています。2022年は10人が新たに大人の仲間入りをしました。この日はおなじみのバスで都内を"ガイドとして”ではなく、観光で巡りました。都内の代表的な観光スポットである明治神宮に訪れた新成人たちは、それぞれの願いを絵馬に込めます。新成人からは「去年は新型コロナの影響でバスにあまり乗れなかった。今年は先輩に頼り切りではなく、自分たちで『はとバス』を代表してバスに乗れたら」と思いを話しました。

 今回の成人式に出席したのは2020年3月に入社した社員です。入社当初は1カ月ほど通常通りの研修を行っていましたが、都内で新型コロナウイルスの新規感染者数が急増したことを受け、「はとバス」は新人研修をやむなく中断することになりました。さらに、緊急事態宣言の発令で休業を余儀なくされてしまいました。入社から2年たった彼女たちは現在、首都圏のアパレル店に出向して接客業務に携わっています。

 修学旅行で案内してくれたバスガイドに憧れてこの世界に飛び込んだという細島和さんは「仕事ができない時期もあり、厳しいコロナ禍で大変だが、前向きに頑張っていくことでお客さまから笑顔がもらえる。これからも頑張っていきたい」と入社後の2年を前向きに振り返ります。その一方で二十歳の目標について話を聞くと「今年こそバスに乗れることを期待して頑張りたい」と、思わず本音も漏れました。新型コロナの影響で"目指してきたもの”とは別の仕事に奮闘する日々の細島さんですが「アパレルで学んだことを持ち帰って、すてきなバスガイドになれるように頑張っていきたい」と抱負を話してくれました。

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