千代田区のサクラが危機に コロナ影響し、維持費用が不足

 東京都内では3月28日ごろにもサクラが満開となる見込みです。一方で、新型コロナの影響でサクラを維持するための費用が不足する事態となっています。この問題を解決するため、東京・千代田区は新たな取り組みを始めました。



 千代田区にはサクラの名所として知られる千鳥ケ淵をはじめ、街の至る所に樹齢70年を超えるサクラの木がおよそ2000本植えられています。毎年たくさんの人たちの目を楽しませているサクラにいま、危機が訪れています。これまでサクラの維持には、例年、春に開催する「さくらまつり」で集めた募金などから費用を充てていましたが、コロナ禍でさまざまな行事が中止となる中、維持費用が足りない状況となっています。

 こうした状況を受け、千代田区はサクラを守るための支援金を募るクラウドファンディングを始めました。目標は150万円で、1人につき3000円から受け付けています。その「返礼品」として人気を集めたのが、神田川・日本橋川を船で回るツアーです。江戸城外堀の石垣を見学したり一ツ橋や神田橋などを巡るというものです。

 区によりますと、すでに目標の150万円には到達していますが、サクラの維持費は年間およそ700万円かかるということで、今後は1000万円を目指して追加で募集を行うことにしています。

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