「天空のお花見」も…桜満開でにぎわい 一方で新年度前に注意呼び掛け

 東京都内では3月29日、新型コロナウイルスの感染者数が新たに7800人余り確認され、3日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。満開の桜にうっとり…といきたいところですが、新年度を控えて注意が必要です。



 大勢の花見客でにぎわいをみせた都内の桜の名所の一つ、千代田区の千鳥ケ淵では桜が満開を迎え、多くの人が足を止めてカメラを構えていました。長引くコロナの影響で、例年この場所で開かれている「千代田のさくらまつり」は3年連続で中止になっています。人気の高い夜桜のライトアップも行われていません。それでも、訪れた人たちは感染対策をしながら満開の桜を眺めたり、ボートに乗って水上から楽しむ姿が見られました。また、YouTubeのライブカメラ配信でも桜を見ることができ、コロナ禍でもさまざまな形で桜を堪能することができます。

 都内では一風変わったお花見も楽しめます。六本木ヒルズ森タワー屋上のスカイデッキは360度東京の街並みを見渡せますが、青山霊園や新宿御苑の桜を望むことができます。高さ270メートルの場所に位置する展望台では「天空のお花見」と題して期間限定のイベントを開催しています。開放的な屋上展望台からこの季節だけ東京の街に現れる"ピンクのじゅうたん”を見ることができます。また、52階の屋内展望台にあるレストランでは桜をテーマにしたスペシャルメニューを楽しむことができ、「花より団子」という人も大満足のひと時が過ごせそうです。

 まん延防止等重点措置の解除から1週間となる3月29日、都内では新たに7846人の新型コロナの感染が確認され、前週の火曜日からおよそ2倍に増え、3日連続で前の週の同じ曜日を超えました。こうした中、東京都の小池知事は都内の大学との懇談会を行いました。小池知事は「学生にとって新年度はいろいろな楽しい時期。その意味で、感染症にとっては新たな段階を迎える可能性もあるので、申し訳ないが会食は4人以内・2時間以内で。新入生が守れるように伝えていただければ」と述べ、新年度を迎える大学では新入生を歓迎する懇親会など学生同士の接触機会が増えることから、大学側から学生に対し感染対策を周知するよう呼び掛けました。

関連記事(外部サイト)