「成人年齢」引き下げ 早稲田大の入学式では異例の注意喚起も

 新年度になりました。新たなスタートとともにさまざまなものが変わりました。その1つが「成人年齢」です。4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられました。大学の入学式では例年にない注意喚起も行われました。



 東京・新宿区にある早稲田大学では入学式が行われ、出席した新入生の顔には新しい生活への期待があふれていました。その一方で学生部長のあいさつでは「安易に契約を結ばないようにしてください。契約に関する知識を身に付けるとともに勧誘を断る力を付け、皆さん自身を守ってください」と、異例の呼び掛けが行われました。

 成人年齢はこの日から18歳に引き下げられ、新入生の多くは「新成人」です。親の同意なしでさまざまな契約を結ぶことができるようになりました。新入生は「法的なこともそうだが、大人としての自覚を持ち、責任を持った行動をしていきたい」「成人年齢が下がってもお酒の制限年齢が下がらないなど微妙な部分があると思うので、気を付けていきたい」「自分で契約したり、活動の幅が広がるのが楽しみ。いろいろな資格に挑戦してみたい」などと話し"大人の世界”の重みを受け止めていました。一方、新入生の親からは「今までずっと親と一緒に生活していて、(子どもには)一般常識が思っている以上に無い。これから(子どもは)1人暮らしをするが、良い悪いの判断が自分でできるのか不安。まだまだ子どもだと思っている」といった不安の声も聞かれました。

 少し早く大人になった学生たちは、できることが増える分、自立と責任が求められます。

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