コロナ禍で交通安全教室にも変化 東京・板橋区と警視庁で独自の取り組みも

 春の全国交通安全運動が行われています。しかしコロナ禍で子ども向けの交通安全教室の中止が相次ぐなど、取り組みにも変化が見られるようです。



 東京都内で2021年までの3年間、中学生以下の子どもが巻き込まれた交通事故は、平均すると1カ月に100件以上発生しています。時間帯別では下校時や下校後の時間帯に事故が増えています。また、子どもが歩行者の事故ではおよそ3割で「飛び出し」など"歩行者側の違反”がありました。交通ルールは家庭でも教えますが、子どもが幼いうちは予測できない動きをするものです。保護者も、そしてドライバーも子どもの動きには気を付け、子どもたちの安全を守っていきたいものです。

 子どもに交通ルールを身に付けてもらうにはただでさえ時間がかかるものですが、コロナ禍で子ども向けの交通安全教室の中止が相次いでいます。こうした逆風の中、東京・板橋区は独自の取り組みをしています。区と区内にある警察署などが協力し、自宅で学べるオリジナル教材「交通安全絵本」と「体操」を作っています。これら2つの内容は、区内で働く警察官が中心となって制作しました。絵本の読み聞かせ動画や体操の動画はインターネット上で見ることができ、子どもも楽しめそうです。

 子どもは親の真似をしますから、まずは大人が率先して交通ルールを守り、手本とならなければなりません。

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