ウクライナから避難のチェリストが演奏…「ふるさと」への思いを乗せて 東京・杉並区

 東京・杉並区で避難生活をしているウクライナ人のチェロ奏者が、区役所で開催されたコンサートに出演しました。ふるさとへの思いを乗せ、チェロの音色が響き渡りました。



 4月18日の杉並区役所ロビーコンサートでチェロを演奏したのは、ウクライナ出身のテチアナ・ラブロワさんと娘のヤーナ・ラブロワさん親子です。2人は2022年3月、知人を頼って来日し、現在は杉並区内で避難生活を送っています。この日、日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーと共に演奏した曲は「ふるさと」で、曲はふるさとであるウクライナへの思いを込め、演奏されました。テチアナさんは「今、私は日本にいますが、ふるさとの自分の国のことを思っている。ここに来て演奏することができて大変うれしく、光栄に思っている」と語りました。また、演奏を終えたヤーナさんは「私たちだけが日本で安全に暮らしていることに対し、非常に複雑ないろいろな気持ちが交じり合った感じ。親戚や友達、ウクライナの人たちが危険にさらされている中、私たちはこうして美しい音楽を日本で奏でているのが不思議な、信じられない気持ち」とウクライナに残る人たちに思いをはせ、複雑な心境を語りました。

 杉並区は今後もラブロワさん親子の活動の場を持てるよう支援していきたいとしています。

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