あらかわ遊園がリニューアルオープン 周辺地域にもにぎわい

 およそ30年ぶりのリニューアルで新しくなった東京・荒川区の遊園地「あらかわ遊園」が営業を再開し、園内は早速笑顔であふれました。



 100年前=1922年(大正11年)に荒川区で開園したあらかわ遊園は2018年12月から改修工事のため休園していましたが、4月21日にリニューアルオープンしました。観覧車は直径が以前よりも14メートル大きくなり40メートルになり、メリーゴラウンドも一新しました。

 あらかわ遊園が新しく掲げたコンセプトは「どんな人でも楽しめる遊園地」です。リニューアルで新たにできた巨大トランポリン「ふわふわドーム」は中に空気が入った遊具で、遊ぶながら運動もできるというもので、子どもたちが楽しそうに跳びはねていました。また「どうぶつ広場」では20種類の生き物たちと触れ合い、餌もやれます。

 初日は子ども連れの家族や長年のファンなど、多くの人が新しくなったあらかわ遊園を楽しんでいました。来園した人からは「コロナで工事期間が延びたので、3年ぐらい待っていた。下の子は工事中に生まれたので、初めての反応を見るのが楽しみ。いっぱい写真を撮りたい」と話す親子連れや、「小さい時からずっとここに来ていた。再開を楽しみにしていた」「観覧車に一番に乗りたくてやって来た」と話す70代の夫婦の姿もありました。

 荒川区・荒川遊園課の野口正紀課長は「長らくの間お待たせしてしまって、ようやくオープンすることができてほっとしている。来場したお客さまには思い切り安心して楽しんでもらえるような運営をしていきたい」と話しています。

 さらににぎわいは遊園地の周辺にも広がっています。せんべいにたこ焼きを挟んだ「たこせん」が人気だという、あらかわ遊園そばのたこ焼き店「ふく扇」は4年前から店を休業していましたが、遊園地のオープンに合わせてこの日から営業を再開しました。店主の梁川和子さんは「あらかわ遊園のオープンに関連してあちこちで新しいお店ができて、街全体もだいぶ変わると思う。いろいろ皆さん活気づいて、人が来てくれるとうれしい」と話しています。

 あらかわ遊園の再開は地域のにぎわいも取り戻し、これからの100年に向けて多くの笑顔を生み出してくれそうです。

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