JR東日本「電柱の耐震化」専用車を公開

 相次ぐ地震への対策として、JR東日本は電柱耐震化のための専用車両を開発しました。



 JR東日本が初公開した"電柱を建て替えるため”の新型の作業車『電柱建替用車両』には、「電柱を運搬する車両」や「電柱をクレーンで引き抜く車両」など目的の違う4つ車両がつながっていて、これによって建て替え作業を無駄なく一気に行うことができるということです。JR東日本・新幹線電気ネットワーク部の恩田義行さんは「過去の施工に比べると、2倍以上のスピードで施工が可能になる。一番のメリットはスピードアップ」と話しています。

 JR東日本は2027年度までに電柱4000本を耐震化する予定で、11月ごろからこの作業車の運用を始めるということです。現在は1編成のみですが、2024年度末までに3編成を追加し、耐震性のさらなるスピードアップを図ります。

<3月には東北新幹線で大きな被害>

 直近では3月に発生した福島県沖の地震で東北新幹線の電柱90本が損傷するなど、全面復旧に1カ月近くもの時間がかかったこともありました。耐震化は街だけでなく交通インフラでも早急に進めなければいけない課題です。まずは新型作業車の活躍に期待がかかります。

関連記事(外部サイト)