進化した最先端の暑さ対策グッズが集合 梅雨明け早く…売り上げアップ

 東京・江東区にある東京ビッグサイトで、暑さ対策グッズを集めた展示会が始まりました。東京の夏は今年、観測史上最長となる9日連続の猛暑日から始まり、これから再び暑くなることが予想されています。最新の暑さ対策を取材しました。



 今回で8回目となる「猛暑対策展」には60社が集まりました。この夏は例年よりも暑くなるという予想もあってか、身に着けるタイプの暑さ対策グッズが多く見られ、グッズも進化しています。例えば、カラフルなネッククーラー「PCM COOLER」は"水だけ”で何度でも冷やすことができるもので、公園など外出先でも重宝しそうです。この商品は21℃以下の水や涼しい部屋に置いておくだけでひんやりと固まるもので、冷蔵庫や冷凍庫に入れなくても冷たくなるのが特長です。出展した会社の担当者は「2月から発売し、現在14万個売れている当社のヒット商品。若い女性がSNSに載せて、SNSから人気になった商品」と話します。

 一方、暑いのは赤ちゃんも一緒で、子ども向けの対策グッズも展示されています。UVタイプの抱っこひもカバーの下にファンが付いている商品は、ファンのおかげで抱っこカバーの中で風が回り、赤ちゃんのお尻が蒸れません。さらにお母さんもカバーの中に手を入れると、涼しく感じることができます。他にも、ファンが付いたベビーカーのシートや、ランドセル用のファンが付いたクールパッドなども開発され、子どもたちを優しい風が守ってくれます。これらの製品を共同開発したメーカーによりますと、今年は梅雨明けが早かったことから、商品全体の売り上げが前年のおよそ2倍になっているということです。

 最先端の暑さ対策グッズが集まる展示会は、7月22日まで東京ビッグサイトで開催されます(入場無料・事前登録が必要)。

<進化続ける「暑さ対策グッズ」 開発中のセンサーも>

 紹介した「PCM COOLER」は21℃以下で自然凍結するもので、目安は冷凍庫でおよそ20分、冷たい水だとおよそ30分で凍結するということです。1時間から1時間半ほど冷たさが持続し、時間がたっても結露しないことから衣類が濡れる心配もありません。

 一方、マクセルが現在開発中の「温度パッチセンサ」は10円玉より一回り小さいサイズで、重さはおよそ2グラムのため、「着けている」という感覚はほとんどありません。本体の裏側には温度を感知するセンサーが付いていて、24時間リアルタイムで体温が測定され、無線でデータが送られます。測定している体温に異常を感じた場合、サーバー経由などで連絡先に登録しているスマートフォンに通知が届くので、事故が起きる前にセンサーを取り付けている人の体の状況が確認できます。また、生活防水なので、建設現場で作業をする人やスポーツをする人などが汗をかいてセンサーが濡れても大丈夫だということです。屋外で働く人の安全管理や、高齢者の離れた場所からの見守り、学校での体育や部活動の熱中症対策、外で遊ぶ幼い子どもの体温の変化を親が把握できるなど、活用に期待が広がります。今はまだ開発中だということですが、今後の商品化が待たれます。

 気温の高い日々が続いています。早めに対策グッズを用意した上でうまく活用し、夏の暑さを乗り切りましょう。

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