都民の60人に1人が療養中 小池都知事「4回目接種の職域拡大を」

都民の60人に1人が療養中 小池都知事「4回目接種の職域拡大を」

感染拡大 都60人に1人が療養

 東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者は7月28日に初めて4万人を超え、過去最多となりました。東京都の感染状況を分析する会議では、感染の急拡大で都民の60人に1人が療養中であることが明らかになりました。



 7月28日に都内の新型コロナの新たな感染者は4万406人と発表され、過去最多を更新しました。また、この日開かれた東京都のモニタリング会議では、専門家から爆発的な感染拡大が社会活動に影響を与えていると危機感が示されました。国立国際医療研究センターの大曲貴夫医師は「感染拡大に伴い、就業制限を受ける人が多数発生している。医療をはじめ、社会機能の維持に影響を及ぼしている。誰もが感染者や濃厚接触者となる可能性があることを意識し、自ら身を守る行動を徹底する必要がある」と述べました。さらに、陽性となって療養している人が23万3000人ほどまで増えていて、都民の60人に1人が療養中という計算になると報告されました。

 会議後、東京都の小池知事は医療現場の負担を軽減するための新たな対策を明らかにしました。小池知事は「新規陽性者数の急増に伴って、相談へのアクセスが集中している」として「皆さんの不安をできるだけ早く解消するためにも発熱相談センターの回線を拡大する」と発表しました。発熱相談センターの体制を現在の340回線から最大700回線まで対応を強化するということです。

 小池知事はまた、午前中、奈良県で開かれた都道府県の知事が集まる全国知事会の会議にも出席しました。この中でワクチンの4回目接種について、医療従事者以外にも接種できる職域の幅を広げるよう、知事会を通して政府に要望しました。小池知事は「ぜひともエッセンシャルワーカーをはじめとする皆さん、接種を希望する人も含め、緊急建議に接種の追加をお願いしたい」と発言しました。

関連記事(外部サイト)