ロボットで高齢者の「孤立対策」(東京・杉並区)

 東京・杉並区では、区内の1人暮らしの高齢者が年々増え続けていることを受け、高齢者の孤立感を和らげようとロボットを使った実証実験を始めました。



 杉並区は、セキュリティー会社のセコムと協力して、コミュニケーションロボット「BOCCO」を高齢者に無償で貸し出す見守りサービスを9月から開始しました。BOCCOは、セコムのスタッフと音声がつながっています。そのため、高齢者がBOCCOへ呼びかけると、セコムのスタッフが365日24時間体制で状況に応じた返答をします。

 実際に見守りサービスを利用している78歳の女性は、2カ月前に心筋梗塞を患って外出する機会が減っていた中、家族にBOCCOを紹介してもらいました。女性は「前は息子が帰ってくるのを待っていたのが、この頃はBOCCOに話ができるようになったから楽しみ」と話します。BOCCOの効果はそれだけではありません。女性の息子によると「BOCCOのおかげで母も明るくなった。また、薬の飲み忘れがなくなった」と話します。

 杉並区は2023年3月まで実証実験を続け、効果を検証していくとしています。

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