GWの観光に打撃 伊豆諸島で通信障害続く

GWの観光に打撃 伊豆諸島で通信障害続く

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 東京・伊豆諸島の新島や式根島など4つの島で、4月22日から光回線を使った電話やインターネットの通信に障害が出ています。島では観光の書き入れ時である10連休を前に、島を訪れようとする観光客と連絡が取れず、大きな打撃を受けています。

 障害の原因は東京都が保有する海底ケーブルの損傷で、4島合わせておよそ1500回線がつながらなくなっています。都は27日からケーブルの復旧作業を始める予定ですが、地元住民からは困惑の声が上がっています。

 影響は通信機器以外にも広がっていて、新島では島内の郵便局と銀行のATM=現金自動預払機が一時、利用できない事態になったほか、村役場では現在も戸籍謄本や住民票が発行できない状態です。

 さらに、島の人たちが頭を抱えているのが、27日から始まる大型連休への対応です。

 連休中に多くの観光客が見込まれる中、サーフィン教室やイルカウオッチングのツアーを企画する店では、予約の電話が受けられないだけでなく、レジのクレジットカード対応機能が使えないため、現金払いの客しか受け付けられず、大きな打撃だといいます。

 今回損傷した海底ケーブルは、島の通信環境を改善しようと東京都が2017年に敷いたものです。古くないケーブルがなぜ損傷したのか、都は27日から調査することにしています。

 海底ケーブルの復旧作業は5月2日には終わり、サービスを再開できる見通しです。