相次ぐ事故に高齢者ドライバーは… 継続?免許返納?

相次ぐ事故に高齢者ドライバーは… 継続?免許返納?

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 全国で相次ぐ死亡事故を受け、東京都内で高齢者の免許返納が増加しています。しかし、高齢者ドライバーの状況はさまざまで、運転を続けるのか免許を返納するのか、判断は分かれています。高齢者ドライバーを取材しました。

 高齢者ドライバーへの不安が広がる中、都内では免許の返納が急増しています。警視庁によりますと、池袋の事故があった週(4月14〜19日)はおよそ1000人だった免許の返納者が、翌週(21〜26日)はおよそ1200人に増え、さらにその翌週にはおよそ1600人に増えています。

 品川区の運転免許センターには今も、免許を返納に訪れる人の姿が見られました。返納を決意した理由もさまざまなようです。

 事故への不安から返納する人がいる一方、どうしても免許が手放せない人たちもいます。電車やバスなど交通網が発達した都心に比べ、車が生活の足として根付いた郊外では免許は必需品のようです。

 自動車学校に集まった人たちが受けているのは、75歳以上のドライバーが免許更新のために義務付けられている認知機能のテストです。高齢者ドライバーの判断力や記憶力を試すもので、指示された数字を瞬時に判断して斜線を引いたり、いくつかのイラストを覚えたりする問題が出題されます。自動車学校の担当者は「年齢を重ねると、運転能力はもちろん、記憶力や判断力の低下も避けられない。自身で確認し、安全に運転できるよう心掛けてほしい」と話しています。