川崎20人殺傷事件から1週間

川崎20人殺傷事件から1週間

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 神奈川・川崎市で都内に住む児童ら20人が殺傷された事件は6月4日で発生から1週間となりました。自殺した容疑者の男の動機は見えてきていません。警察は襲った後の自殺も含めて計画的だったとみて調べています。

 4日朝、川崎市の現場では通勤途中に手を合わせる人や家族で訪れる人もみられました。また親子からのメッセージが添えられた花も供えられていました。

 5月28日、川崎市でスクールバスを待っていた児童らが岩崎隆一容疑者(51)に切り付けられました。この事件で多摩市に住むカリタス小学校6年の栗林華子さん(11)と東京・世田谷区に住む外務省職員の小山智史さん(39)の2人が死亡し18人がけがをしました。岩崎容疑者は直後に自殺しました。

 現場にはカリタス小学校の卒業生で、同じスクールバスで学校に通っていた男性も訪れていました。学校はスクールバスの停留所について「事件の記憶があるため」として明日から別の場所に設置することにしています。事件から1週間が経ちましたが岩崎容疑者の家から見つかったノートに事件をほのめかす記述がないなど物的証拠は少なく犯行の動機は見えてきていません。

 これまでの調べで岩崎容疑者が襲撃に使用した4本の包丁のうち2本を2019年2月に東京・町田市の量販店で購入していたことが分かりました。また事件の4日前の朝には現場近くの登戸駅付近で下見をしていた可能性があることが分かっています。警察は襲撃後の自殺も計画的だったとみて容疑者の生活実態も含めた事件の全容解明を目指しています。