「手足口病」が流行 東京都全域に警報

「手足口病」が流行 東京都全域に警報

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 夏に子どもを中心に流行する「手足口病」が猛威を振るい始め、東京都は都内全域に警報を出しました。都はこまめな手洗いを徹底するよう、予防を呼び掛けています。

 手足や口の中に小さな発疹や水泡ができ、髄膜炎や急性脳炎を引き起こすこともある「手足口病」は、4歳ぐらいまでの子どを中心に発症するウイルス性感染症で、有効なワクチンや治療法はありません。東京都によりますと、6月24日から30日までの1週間、都内に31ある保健所のうち、江東区や中央区など10の保健所で患者数が警報の基準を超えたため、東京都は7月4日、都内全域に警報を出しました。江東区豊洲にあるクリニックでは7月に入ってから患者数が増加していて、多い日で1日10人ほどの患者が訪れているということです。

 時には高熱や合併症を引き起こすこともあることから、医師は「特別な処置はない。いつからいつまでウイルスが出ているか区切るのは難しく、感染を予防するのは難しい」と話し、流行拡大に警鐘を鳴らします。

 今後、本格的な流行が懸念されることから、こまめな手洗いを徹底するほか、せきやくしゃみをする時は口と鼻をティッシュで覆うなどすることを心掛けるよう、都は感染予防を呼び掛けています。