<参院選>激戦!東京選挙区 候補者の戦い(1)

 参議院選挙は7月21日の投票日に向けて論戦が熱を帯びています。他の選挙区では自民・公明の与党に対抗しようと、野党統一候補として候補者を各党で調整しているところもありますが、東京は各党それぞれが候補者を擁立していて、6議席を20人が争う激戦区となっています。今回は自民、公明の3人の候補者の選挙戦を紹介します。<自民・現 丸川珠代さん(48)> 自民党・現職の丸川珠代さん(48)は、オリンピック大臣などを務めた実績をアピールして3期目を目指します。6年前の選挙ではトップ当選を果たしましたが、今回は議席を死守するため、前回よりも駅前での街頭演説を増やし、幅広い層に支持を訴えています。丸川さんは「五輪・パラリンピックまで1年。すぐ目の前に最高の世界の戦いが待っている。その東京の力を最大限、私は磨き輝かせていきたい」と訴えます。丸川さんは「私の思いが伝わっているかどうか、自分の目で見て肌で感じるのが精いっぱい。当選できるかどうかがまず大切なので、一生懸命訴えている」と話しています。<自民・現 武見敬三さん(67)> 丸川さんとは対照的に、前回は最下位で当選した自民党・現職で元厚生労働副大臣の武見敬三さん(67)は、選挙戦で支持基盤である日本医師会の支援を受けながら、福祉の充実を訴え、高齢者からの支持を広げたい考えです。武見さんは「最大の課題は少子高齢化、人口減少をつくづく感じた。そのためにも、若い世代にも負担をかけず、明るい未来を描けるよう、経済的にも社会的にも活力ある健康長寿社会をつくるべき」と訴えます。武見さんは「最後の議席をみんなが団子状態で争っている中の一人だと思っている。その中から抜け出して、なんとしてでも当選したい」と話しています。<公明・現 山口那津男さん(67)> 公明党の代表で現職の山口那津男さん(67)は、4期目を目指して立候補しました。山口さんは「自民党の議員の中にも少し外れた言動をする、不適切な発言をする人がいる。そういう時に公明党が姿勢を正すことをやってきたからこそ、政治が安定してきた」と訴え、政権与党として連立を組む自民党を引き合いに出し、党が担う役割をアピールします。山口さんは「政治の安定と国民の声を聞く。特に公明党は小さな声を聞く力、これをもって政権の本当の安定につながる」と述べ、国民の声を聞くことで「政治の安定」につなげていきたいと強調しています。 参議院選挙・東京選挙区には定数6に対し、20人が立候補しました。選挙戦は7月20日午後8時まで行われます。投票は翌21日に行われ、即日開票されます。■参議院選挙・東京選挙区(改選数6,届け出順・敬称略)丸川珠代(48,自民・現)塩村文夏(41,立民・新)武見敬三(67,自民・現)山口那津男(67,公明・現)溝口晃一(50,諸派・新)森純(71,無・新)山岸一生(37,立民・新)吉良佳子(36,共産・現)水野素子(49,国民・新)関口安弘(67,無・新)佐藤均(48,諸派・新)朝倉玲子(60,社民・新)音喜多駿(35,維新・新)七海ひろこ(34,諸派・新)横山昌弘(76,諸派・新)野原善正(59,諸派・新)西野貞吉(83,無・新)大橋昌信(43,諸派・新)大塚紀久雄(78,諸派・新)野末陳平(87,無・元)