東京警察病院から逃走の男 「メモ帳取ってきて」警察官だましたか

韓国人逃走 警官に嘘の要求

 一度逮捕された韓国籍の男が東京・中野区の病院から逃走した事件で、男は警察官に「メモ帳を取りに行ってほしい」といううその要求を伝え、その隙に逃走を図ったとみられることが新たに分かりました。 8月18日、中野区の東京警察病院から逃走したのは、韓国籍の金ゲン(さんずい+「元」の文字)基容疑者(64)です。金容疑者は13日、中野区にある飲食店のレジから現金8万円を盗んだ疑いで逮捕されました。金容疑者は肋骨などを折るけがをしたため、いったん釈放されて警察病院に入院し、22日に退院する予定でした。 しかし、18日になって事態が急展開しました。午前7時前、金容疑者は警察官と一緒に病院内のトイレへと向かいました。そして、トイレの個室の中から警察官に「ラウンジにメモ帳を忘れたから、取りに行ってくれ」と話し掛けたということです。警察官は6、7メートル離れているラウンジに向かいましたが、メモ帳はありませんでした。そして、警察官がトイレに戻ってみると個室の鍵は開いていて、金容疑者の姿はありませんでした。 金容疑者は病院の非常口から逃走したとみられ、その後、近くのバス乗り場から中野駅までバスに乗って逃げたことが、防犯カメラやバス運転手の話から分かっています。 警視庁は30人態勢で金容疑者の行方を追っています。